無に等しいものを
Ⅰコリント１：２８
こんにちは。ご機嫌いかがですか。
あなたは、何らかの理由で劣等感にさいなまれたことはありませんか。私は、背が低いことや、理科・数学が苦手なことなどから、子どものころから劣等感にさいなまれてきました。そして、背の高い人や、理数方面に強い人を羨ましく思ったりしたものです。しかし、神様は、そのような私を、神様の豊かな祝福の中を生きる者として選んでくださいました。
なぜ神様は私のような者をお選びになったのでしょう。わかりません。私の側には、選ばれるだけの何の資格も値打ちもなかったのに、それでも神様は私を選んでくださったのです。
新約聖書、コリント人への手紙第一１章２８節にこうあります。「有るものを無いものとするために、この世の取るに足りない者や見下されている者、すなわち無に等しい者を神は選ばれたのです。」また、別のところには「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」ともあります。何という慰めに満ちた言葉ではありませんか。私たち人間は、失敗の多い、不完全なものです。しかし、私たちがどんなにダメな人間であっても、いや、ダメな人間であるからこそ、神様は私たちを愛し、選んでいてくださるのです。
そのために御子イエス・キリストを十字架にお付けになりました。キリストは罪のない神の子でしたのに、私たちの罪のために、身代わりに十字架に死なれました。このキリストを信じるなら、誰でも罪が赦され、救われるのです。
人生に行き詰まっておられる方、自信を無くしておられる方、自己嫌悪に、また劣等感にさいなまれておられる方、私なんかいなくてもいいんだと落ち込んでおられる方、あるいは、いっそこの世から自分の存在を消してしまいたいと思っておられる方はいらっしゃいませんか。神様はあなたを愛しておられます。神様はあなたを選んでおられます。
あなたも一度教会に来られませんか。教会というところは、品行方正な人たちの集まりなんかではなく、こんな私でも神様は愛してくださって、選んでくださったことがわかった人たちの集まりなのです。
教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日、午前９時半からと１１時からの二回に分けて、礼拝を行っています。どなたでもお気軽にお越しください。